ラグドールはどんな所から入手すれば良いのかな?

ぬいぐるみの様な猫ラグドール、
大きな体と青い瞳が特徴の、とてもフレンドリーな猫ちゃん。
どこで入手すれば良いのでしょうか?

ペットショップで購入する

私達のもっとも身近な場所でペットと触れ合えるところと言えば、
やはりペットショップが思い浮かびます。

ペットショップで購入するメリット

ペットショップのメリットは、比較的近所で、直接ペットと触れ合える事が出来る事です。

そのペットの週齢や生まれについても確認する事が出来ます。

また、触れて相性を確かめ合うことも出来ます。

必要な購入品についても、店員さんと相談しながら、その場で購入する事が出来ます。

更に、爪切りやトリミングと言った事までお付き合い出来る事が
ペットショップのメリットです。

日本でペットは流通商品です

でも、メリットばかりではありません。

意外と思われる方も多いのではないかと思いますが、
日本では、ペットは商品として扱われていています

いわゆる流通品なのです。

つまり、ペットショップにいる猫ちゃん達は、殆どが卸業者から仕入れてきた
猫ちゃん達です。

この流通品という視点で考えますと、まずは価格です。

ペットショップとしては、中間業者の利益が乗った価格で仕入れてくるわけですから、
どうしても店頭での販売価格はそれなりの価格になりがちです。

通常ですと、生後〜1年未満の猫ちゃん達が売れ、以降売れ残ってしまった場合には、
大幅な値下げをしたりして、売り切らなくてはなりませんので、
一定利益は確保しなければならないからです。

ペットショップで購入する時注意する事

また、価格以上に注意しなければならない事があります。

2013年9月に動物愛護法が改正された事で、以前よりは大幅に改善されたのですが、
それでも時々、「まだ1ヶ月程度では」と思えるような、小さな子猫、
子犬を展示しているペットショップです。

動物愛護法では、繁殖業者は生まれてから56日間(8週齢)は、
犬や猫を販売できない事になっています。勿論展示も出来ません。

ですので、展示してある猫ちゃん達は、少なくとも生後約1ヵ月半〜2ヶ月を
経過している猫ちゃんであるはずなのです。

子猫は生まれてから、家族と過ごす事で、人間社会におけるペットとしての
社会性を身につけます。

ところが、この期間を無理に親元から引き離されてしまった猫ちゃんは、
情緒不安定になりがちです。

つまり、
このような小さな子猫がペットショップにいたら、
そのお店自体が要注意と考えられますので、お店の方から良く話を聞き、
事情を把握された上で、購入は検討したほうが良いですね。

ブリーダーを探す

世界ではブリーダーからの購入が一般的

日本以外の多くの国では、ペットはブリーダーより購入するのが一般的です。

ペットブリーダーは、ペットの繁殖業者という立ち位置になりますが、
殆どが専門に近い人達になりますので、ラグドールの購入を考えるなら、
最もラグドールを知るのもブリーダーと考えて良いでしょう。

また、ブリーダーより購入を検討する場合、子猫は生後家族で過ごす事に
なりますので、比較的安定したラグドールの子猫を入手する事ができます。

ラグドールはとても人気のある猫ちゃんですので、ブリーダーも沢山います。

WEBで「ラグドール ブリーダー」等で検索をすると沢山ヒットします。

特に、純血種としての血統であったり、毛色に拘る場合には、
ブリーダーより探すのが最も確かな方法と言えます。

とは言え、ブリーダーの中にも金銭目的で、繁殖ばかりをさせるブリーダーも
見受けられますので、まずは電話、メール等でブリーダーへ接触し、
よく話を聞きながら、やはり現地へ行くべきでしょう

例え郊外の遠い場所であっても、ラグドールが生まれ、生後を過ごす環境は
目で見ておく事をオススメします。

ブリーダーの人柄を良く見る事が大事です

それにより、僅か数週間と言えど、その後の社会性に影響する子猫の環境が
見えるばかりか、ブリーダーと直接話すことで、まずはブリーダーの人柄を
よく見てほしいのです。

ブリーダー購入の場合、直接取引となりますので、一般的にはショップよりは
安く購入できます。

但し、予防接種などは、子猫をいつお迎えするかで、込みの場合、別途の場合等、
分かれますので、購入を決めたらご確認されてください。

自分に合った良いブリーダーとめぐり逢えますと、分からない事や心配な事などを、
本当い親身になってアドバイスしてもらえる人もいます。

是非、自分に合った良いブリーダーさんを探してみてください。

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