猫のイタズラをやめさせるために注意すべきこととは?

猫ちゃんのイタズラ対策、特に子猫のイタズラ対策で困っておられる方は多いのではないでしょうか?

猫ちゃんのイタズラ対策は、原因を把握することが大切です。

理由によってしつけ方が変わる場合もありますから、しっかり覚えておきましょうね。

注意点もふまえ、今日は猫ちゃんのイタズラについてお話したいと思います。

遊ぶ時間が足りないと飛びつきが起こる

猫ちゃんがいきなり飛びついてくるイタズラで困っている方も多いのではないでしょうか?

この飛びつきは、猫ちゃんの爪が伸びていたりすると、飼い主も怪我をする恐れがありとても危険ですよね。

しかしこのイタズラ、猫自身は自覚がないことがほとんどなのです。

イタズラをする当の本人は、飼い主を獲物に見立てて遊んでいるつもりというのが、ほとんどの原因ではないでしょうか。

特に子猫でこの様なイタズラをする時は、狩りの練習をしているつもりだと言っても過言ではありません。

これらを対策するには、無視をするのが一番です。

飼い主が何らかのリアクションをとってしまうと、相手をしてくれてると思ってしまいます。

飛びつかれると痛い気持ちは分かりますが、頑張ってポーカーフェイスを気取りましょう。

何の反応もないと分かれば、つまらなく感じて次第にやらなくなっていきます。

飛びつきの原因も考えてあげましょう

この様なイタズラを続ける猫ちゃんには、その原因を考えてあげることが大事です。

この様なことをする子は寂しさが原因でイタズラをしてくる場合も珍しくありません。

普段きちんと遊んであげていないと、構って欲しくて飛びついてくることがあります。

特に子猫は寂しがりやですから、小さいうちはしっかり遊んであげましょうね。

この時手や足を使うのではなく、おもちゃを使って遊びます

手や足で遊んでしまうと、益々飛びつきがひどくなりますので気をつけましょう。

定期的にしっかり遊んであげる時間を設ければ寂しさが減り、次第に飛びつきもなくなっていくでしょう。

構ってもらうためにイタズラすることも

人間から見てイタズラに見えても、猫ちゃんが自覚していない場合は他にもあります。

テーブルに乗る行為などが、代表的な例になるでしょう。

これは寂しさからくるものがほとんどです。

テーブルと似た高さのベッドや、寝場所を作ってあげるのが対策となります。

特に家族団欒をそのテーブルでしている場合、この行為をすることが多くあります

これはイタズラではなく、少しでも近くに行って飼い主の側に居たいという気持ちの現れなのです。

家を留守にする時間が長いと、構って欲しくてそういった行動に出る子も珍しくありません。

この場合は怒ったりせず、構ってあげる時間を増やしましょう。

飼い主さんの椅子の側に専用のベッドを置くなどして、対策をとるのも良い方法です。

猫ちゃんが寂しがることのない工夫をして、防止策に努めてみましょう。

長い言葉で叱らない様にする

猫ちゃんがイタズラをした時は、分かりやすく怒ることがポイント。

親が子供に説教するかの如く、長々と怒ってはいけません。

猫ちゃんの知能は人間に換算すると、おおよそ3歳程度だと言われています。

理由を述べたり同じようなことをくどくど言っても、長い言葉を理解することが出来ないのです。

イタズラを叱る時は、すぐその場で短く怒りましょう。

一番効果的なのは、コラッやダメッと言った言葉です。

叱る時はイタズラの種類に関係なく、同じ言葉を何度も使います

こうすることで猫ちゃんは叱られた時の音を覚え、少しずつイタズラを減らしていけるようになるのです。

とはいえ、頭の良い猫ちゃんは叱っただけだと言うことを聞かない場合があります。

こんな時は、猫ちゃんにバレない様な嫌がる細工をしてみましょう。

猫ちゃんは大きな音が嫌いですから、イタズラした時大きな音が鳴る仕掛けを作るのも良いと思います。

水は猫ちゃんにとって天敵ですから、後ろから霧吹きをかけるのも効果的です。

これをすると嫌なことが起きるという図式を、記憶させるようにしましょう。

嫌な記憶が残れば、だんだんとイタズラの回数も減っていくはずです。

時間がかかる場合もありますが、諦めずに根気よく続けてみてください。

怒鳴ったり叩いたりしてはいけない

イタズラをしつける時多く見かけるのが、怒鳴ったり叩いたりする行為です。

はっきり言ってお互いにデメリットしかありませんから、絶対にやめてくださいね。

特に成長期の子猫には、絶対にしてはいけません。

色んなことを覚えている過程でこの様なことをしてしまうと、人間を怖い生き物だと認識してしまいます

潜在意識に恐怖心が植え付けられてしまい、臆病な子に育ってしまう可能性もあります。

また、成長期の子猫は体も骨も柔らかく、ダメージにはとても弱いです。

人間が軽く叩いただけでも、内臓に支障をきたす恐れだってあります。

子猫は心も体もデリケートなんだと認識し、決して恐怖心を植え付けないようにしましょう。

怒る時は、あくまでも言葉で短くを基本にしてください。

イタズラをやめさせたいならばポイントを抑えて根気良く

うちではイタズラを叱る時、目を見て叱るようにしています。

遠くでイタズラを見つけたら、すぐ近くに行くようにもしています。

あまり声で叱るようなことはしません。

猫ちゃんは常日頃から飼い主の表情や雰囲気をしっかり観察する、とても賢い生き物です。

怒鳴ったりしなくても、怒った表情をすればすぐに察知します。

実際我が家のシェリーは(ラグドール♀)は、何も言わなくても怒った顔で近づくとすぐにイタズラをやめます。

その子その子によって効果のある方法は違いますから、色々試してみるといいでしょう。

ただし先述した通り、恐怖心を感じる様なことだけはしない様に注意してくださいね。

それから、もしイタズラを見つけたら、真剣に怒ることがポイントです。

飼い主が怒っていると分かれば、きちんとやめてくれますよ。

イタズラをやめたら、きちんと褒めてあげることも忘れずに。

イタズラではありませんが、猫ちゃんの爪とぎに関する記事も書いていますので、しつけの一環としてそちらもお読み頂ければと思います。

猫と一緒に暮らしていく上で、爪とぎのしつけはとても大切ですよね。 これをきちんと教えておかないと家中をボロボロにしたり、人に怪我をさせてし...

 

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