ラグドールの食事について
1.成長の過程では、運動量に適した食事を与えましょう。
他の多くの猫ちゃん達とは異なり、ラグドールは4歳頃まで成長し続けます。
成猫までぼ4年間は、食事管理をしながらも、成長の妨げにならない様に食事を与える必要があります。
ドライフード、ウェットフード共に、出来るだけ良質なものを選び、ラグドールが食事を終えていて、更に欲しがるようならば、もう少し与えるという様な方法が良いですね。
そしてラグドールは屋内で飼う猫ちゃんです。
品種的に屋外での自由な活動には向いていません。
そのため、ラグドールが成長するにつれ、肥満を防ぐために食糧を制限する必要があります。
しかし、成長の過程においては多少多めの食事により栄養の摂食が必要です。
獣医さんと食物の正確な量を話し合いましょう。
正確な食事の量については、ラグドールの成長スピードと現在の健康状態によって異なります。
2.エサは栄養内容に応じて何を与えるかを選びましょう。
ラグドールは、大きな体に成長しますが、骨太な骨格形成のため、多くのタンパク質が必要です。
このため、一般的にウェットフードでタンパク質を採るほうが簡単です。
ドライフードは、穀物および他の添加物の量が多い傾向にあります。
ウェットフードやドライフードのラベルを見て、摂食量を把握しましょう。
通常、ラベルには、体重や年齢によって1日に必要なエサの量が表示されています。
どのようなエサが良いかについては、獣医さんと相談してください。
3.サプリメントについては、獣医に相談してください。
ビタミンとミネラルサプリメントはすべてのラグドールに必要というわけではありません。
でも、もし根本的に健康上の問題を抱えている場合、獣医さんは栄養補助食品の使用を提案するかもしれません。
獣医さんがサプリメントを提案している場合は、あなたの猫にはどんなものがどのくらい必要か、適切の指示を出してくれます。
4.多くの穀物を含む食べ物は避けてください。
可能であれば、名のある食品ブランドの純粋で添加物の少ないエサを探してください。
ラグドールは、その食事中に多くのタンパク質を必要とし、あまりにも多くの穀物がその全体的な健康に影響を与える可能性があるからです。
エサの内容については、パッケージのどこかに、それを表記したラベルがあるはずです。
こちらへラグドールを迎えるにあたって準備するものをまとめてあります。
基本的なケアをする
1.簡単に行ける場所へトイレを置きましょう。
そしてラグドールを家にお迎えしたら、まずトイレの場所を教えましょう。
トイレは分かりやすい場所で、ややオープンスペースへの設置が望ましいです。
ラグドールは体の大きな猫種なので、より大きく深めのトイレを選びましょう。
一般的な猫ちゃんのトイレサイズでは、少し小さすぎるかもしれません。
もしブリーダー等からラグドールの子猫を入手するならば、どのようなタイプのトイレが良いか聞いてみてください。
ラグドールが新しいトイレで混乱しないように、出来れば同じタイプのゴミ箱を使用するのが良いでしょう。
2.家にお迎えしたら、根気良く馴れさせましょう。
馴れてくると部屋の中を活動しだしますから、まずは運動をすることを確認してください。
目安として1日20分程度、ラグドールと遊んであげてください
ラグドールは特にボール系のおもちゃとか、猫じゃらしが大好きです。
地元のペットショップやホームセンターでペット用の猫のおもちゃを買ってください。
3.ラグドールを定期的に手入れしてあげてください。
ラグドールは長毛種ですので、マメなブラッシングをしてあげましょう。
柔らかい剛毛のブラシを使用し、根を優しく被毛を流してあげる感じです。
定期的にブラッシングする事で、ラグドールの被毛が絡まる事なく滑らかにすっきりとします。
特に子猫の時には、毎日ブラッシングしてあげる事で慣れるようにしてください。
ラグドールはフレンドリーで扱いやすいので、ブラッシングの間、大人しくさせるのは、それほど難しくはありません。
もしラグドールが緊張しているようなら、優しい声で話しかけながら、緊張をほぐしてあげてください。
ある程度慣れてきたならば、週に1~2回程度のブラッシングでも大丈夫です。
4.ラグドールの予防接種をしましょう。
ラグドールを入手したら、ワクチン接種記録のコピーを入手して、ワクチンの最新状況を確認してください。
そして出来るだけ予防接種を受けるようにしてください。
昨今は予防接種記録が無いと、ペットショップやペットホテルで預かることが出来なくなっています。
5.いつも清潔な水を与えてください。
ラグドールには常に清潔な水を出しておく必要があります。
ラグドールが行きやすい場所に水皿を置いておきます。
毎日水をチェックして、必要に応じて補充して交換してください。
6.爪とぎタワーを用意してください。
ほとんどの猫は生態系的に自然な木や壁で伸びをします。
それに代わるものとして爪とぎタワーがあると、そこで伸びをしたり爪とぎをします。
そしてこれは、家の家具を傷つける様な行動をさせない事にも繋がります。
7.定期的に猫ちゃんの歯をきれいにしてあげましょう。
歯科治療はどの猫ちゃんにとっても重要です。
歯磨きの頻度については、獣医さんと相談してください。
そして猫ちゃんの歯磨き粉や歯ブラシを購入してください。
ほとんどのラグドールは取り扱いが難しくありませんので、指や綿棒で数日間にわたり、口や歯茎を軽くマッサージします。
口に触れられるようになると、歯ブラシを使ってラグドールの歯磨きが行えるようになります。
変色した歯や出血する歯茎を見つけた場合には、獣医さんに相談してください。
こちらにラグドールと暮らしていくのに必要な費用をまとめてみましたのでご覧ください。
ラグドール特有の危険性への対応
1.人間の子供とラグドールとの関係をいつも気にしましょう。
ラグドールは扱いが楽で、とてもフレンドリーな猫ちゃんです。
人間の子供の周りにいても、人間の子供に対して問題を起こすことはありません。
でもラグドールの従順な性格のため、人間の子供が正しく猫ちゃんと接しているのかを、子供に教える必要があります。
子供とペットのより良い関係を構築できるよう心掛けましょう。
2.ラグドールは屋内で飼う猫ちゃんです。
ラグドールは屋外へ自由に出られる環境にするとうまく生活できません。
それは、ラグドールの本質的な危機管理能力の無さが、外では事故や怪我に繋がってしまうからです。
安全のためにも、屋内で飼う猫として、ラグドールと暮らしてください。
3.年1回程度の血液検査をしてください。
ラグドールの特徴的なところから品種固有の病気への心配もあります。
早期発見は、これらの状態を効果的に治療するための大事なキーとなります。
獣医さんへ血液検査の相談をしてください。
ラグドールは膀胱や腎臓の問題を起こしやすい猫ちゃんです。
血液検査により、これらも早期発見する事が出来ます。
もし血液検査で何か問題が診断された場合には、獣医さんと治療を相談をしましょう。
4.定期的な健康診断を行いましょう。
ラグドールは体が大きく、他の猫種よりも心臓病になりやすい猫ちゃんと言えます。
特に心臓病については、早期発見も難しく、日常生活では気がつきにくいので、定期的な健康死んだをして、もし獣医さんが心臓病の徴候に気づいたら、
病気の進行を遅らせる方法について話すことができます。
ラグドールでは、通常、心臓病は心臓の周りの動脈の肥厚の事を言います。