ラグドール誕生の歴史と起源を知っておこう

ラグドール誕生の起源

この世にラグドールが誕生する最初の猫は、
アメリカのカリフォルニア州リバーサイド出身で、ペルシャ猫のブリーダー、
アン・ベイカーという女性によって、1960年代の初めに生み出されました。

ベイカーは白髪のペルシャに、ビルマの男性的な黒のポイントを持つバーマンを交配し、
新しい長毛種を生み出そうとしました。
そして生まれた猫に、更に茶色のバーミーズを交配させて生まれたのが、
ラグドール誕生の起源になります。

ラグドールのベースとなった猫達

ペルシャ猫


その起源にはいくつもの説が乱立していて、公式な原産はイギリスとなっていますが、その名の通りペルシャ(現在のイラン)に生息していた土着猫で、それがイタリア、フランスへ輸入され、いくつもの猫種との交配を重ね、今のペルシャ猫の原型が生まれたとも言われています。
今ではペルシャは「猫の王様」と呼ばれるほどの世界的な人気を誇り、現在の猫種の中でも、
ペルシャとの交配品種が多いことでも有名です。

バーマン

photo by [Jon Callas Photos]

「ビルマの聖なる猫」と呼ばれる猫で、そのルーツには伝説的な逸話があります。
ビルマのある寺院に住みついた白猫が、寺院の僧侶が亡くなった時に、その僧侶の遺体の上で「ツン・キャン・クセ」(Tsun-Kyan-Kse)と呼ばれる女神へ変身したという逸話です。
現在のバーマンは、シャムやペルシャとの交配による猫種がCFAに公認を受けたものになります。

バーミーズ

photo by [Robert Couse-Baker Photos]

ビルマのウォン・マウという猫とシャム猫の交配種で、「バーミーズ葉巻」の色に似ている事が、その名前の由来になる猫です。
オリジナルと呼ばれるバーミーズは黒褐色の毛色に金色の目が特徴と言えるのですが、現在アメリカン・バーミーズとヨーロピアン・バーミーズと呼ばれる2種類のバーミーズが存在しています。

アン・ベイカーのフランチャイズによる独占

ベイカーは、誕生した猫に「ラグドール」という名前を付け商標登録しました。
「ラグドール」(RagDoll)とは、「ぬいぐるみ」という意味です
そして、品種の定義をして、名前の使用に対してロイヤリティが発生するようにし、
1971年に国際ラグドール協会IRCA(International Ragdoll Cat Association)を設立したのです。
更に、IRCAに登録しているブリーダーのみが「ラグドール」という名前をつけられるように仕組みました。
現在に置き換えるとフランチャイズ制のような組織作りをしたのです。

ベイカーの主張したラグドールとは以下の様な内容になります。

・大きな猫である事

・温厚な性格をしている事

・多少鈍感な動きである事

・被毛がマットではない事

・そして、持ち上げられたとき大人しくなる事(麻痺したようになる)

ベイカーが生み出した大きな猫は、「ぬいぐるみ」という名前の通り、
大きくて、温厚で、大人しくて、ふわふわしていました。
何よりラグドールは、抱っこされると大人しくなり、
その身を人間に委ねてくるのです。

ところが、ベイカーの独占的なやり方に対し反発したブリーダー達は、
独自の協会RFCI(RagdollFanciersClubInternational)を立ち上げます。
そしてRFCIは、
1972年までに有力な猫種登録団体「CFA」に登録される事に成功します。

CFA(THE CAT FANCIERS’ ASSOCIATION, INC.)

CFAは世界最大の愛猫協会です。
純血猫種の審査や血統登録書を発行しています。新しい品種の猫を申請する場合、
世界的に新種として認めてもら為には、CFAに認定してもらう事が最重要です。
CFAの創立は1906年で、現在は世界各地に600を超える所属団体を抱えており、
純血猫種の血統登録書の発行以外にも、世界各地でキャットショーの開催や、
動物愛護活動などを行ったりしています。

ラグドールは、以来、最も人気のある猫のひとつになっており、
ほとんどの団体では公式な猫種として認識されています。

IRCAの収束と血統の確立

ベイカーは熟練したブリーダーではなく、
遺伝学についてはほとんど知識がありませんでした。
でも彼女はビジネスのスキルが長けていたので、
まだ猫の繁殖産業をコントロールしたいと考えていました。
彼女はラグドールが自分の人生にとって、充分なお金を生み出し、
自分の人生を左右するものであると考えていました。

アン・ベイカーのフランチャイズ制の暴走

ベイカーのIRCAとしてのフランチャイズ制は、
州ごと、または半径50マイル以内には1ブリーダーのみ、
世界中でも12ブリーダーのみ、
といった繁殖のコントロールを行う事で価値を高めようとしました。

またラグドールの模様によっても販売価格をコントロールしようとしました。
そして、オスとメスのペアで購入する場合には特別な費用を請求し、
更にレターによる報告義務を与えたのです。

また、彼女自身の家の一部を猫屋敷に変え、ラグドールのオリジナルを主張し、
閲覧料を得る仕組みも作りました。

IRCAへの加盟にも、繁殖にも、販売にも全てにロイヤリティが発生しました。
これを世界規模で管理していく為には、更なる組織化が必要であり、
独占的な考え方のベイカーにはあまりに大きな仕事であったため、
1976年にIRCAを廃止しました。

ラグドール血統の確立

その後、
IRCA、RFCIのブリーダー達のより、
長い時間をかけてラグドールの血統は確立されていきます。

2000年にバイカラーの毛色が、
2008年にカラーポイントとミテッドの毛色がCFAに公式認定されました。

そう言う意味では、ラグドールは比較的まだ新しい猫種だと言えるのです。

「ラガマフィン」という名の猫

photo by [Takashi Hososhima Photos]

ラグドールにとても良く似た猫で「ラガマフィン」という猫種があるのをご存知でしょうか?
ベイカーの独占的やり方を不満に思い、組合を離脱した人達が第2のグループを作り、更なる品種交配を行い、ラグドールにとてもよく似ているけれど、色指定の無い猫が誕生します。

それが「ラガマフィン」です。

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