ラグドールを迎える為に準備するもの

初めてラグドールを飼われるのであれば、まず初めに準備しなければならないものがあります。
ラグドールを迎える為に準備するものをまとめました。

キャットフード(ドライタイプとウェットタイプ)

猫ちゃんのエサには2つのタイプがあります。
ドライフードウエットフードです。

初めて飼われる方で、生後間もない子猫を迎えられる方は殆どいないと思いますが、もしそのような状況になるならば、ドライフードを湿らせてふやかした状態で子猫に与えると良いでしょう。

多くの方が、生後2~3ヶ月してからの子猫を迎えられると思います。
そのような方は、ペットショップ、ホームセンター等に売っている、1年未満の子猫用と記載されたドライフードを探してください。

生後1年くらいまでは、同じ子猫用のドライフードでも、余分な添加物が入っていない、ある程度高品質なものを与えてください。

各キャットフードのパッケージには、与える量について記載がありますので、まずは猫ちゃんに合った量を確認してみましょう。

殆どのキャットフードが、猫ちゃんの体重(kg)に対して、与える量を記載しています。
生後何週間で何gとか、カップで何ccなどです。

基本的な猫ちゃんの消費カロリーは、体重×80kcal と言う計算式になります。
屋内で飼う猫ちゃんの場合、消費カロリーは少し少なめに計算しますので、体重×70kcal という計算式になるのが一般的です。

与える回数ですが、生後6ヶ月くらいまでは、1日3回程度を目安に、キャットフード記載の量と運動量で調整してください。

その後約1年までは1日2回程度で、キャットフード記載量を目安に、適量調整をしてください。

特に1年未満の子猫の場合、猫ちゃんは自分の運動量に応じてエサを欲しがります。
成長期でもあり、ラグドールは4年間は成長期でもありますので、この時期に肥満を恐れ、エサの量を絞りすぎると、骨格形成が遅れますので、ある程度は多めにエサを与えるくらいでも問題ありません。

成猫になってからは、運動量に応じたエサの量を管理し、必要以上に太らない様、コントロールしなければなりません。

我が家の例ですと、譲っていただいた方からおすすめされて使ってきたのがアメリカ産の「ナチュラルチョイス」というエサで、これを1年位与え続けてきました。

実は、最初からamazonで購入すれば何も問題は無かったと思うのですが(汗)、この「ナチュラルチョイス」意外とペットショップには置いてなかったのと、値段もペットショップ価格だと3300円でしたので、コーヒーでも有名なネスレの「ピュリナワン」へ今は切り替えています。
値段も安価で定期便だと更にお得にになります。

勿論おすすめできるエサですからこのサイトでご紹介しています。

ピュリナワン」だと定期便にすると毎月だけではなく、2ヶ月に1回という形での配達もしてくれるんですね。
実は配送料が4000円以上だと無料になるので、私はドライフード1.6kgを2つとウェットフードを交えて4000円ちょっとにして定期便で購入しています。
勝手に届けてくれるので、それが楽だったのと、値段が安い割りに内容が充実していたので、試してみたところ、我が家のSherryちゃんにはこちらが合うみたいでしたので、今は「ピュリナワン」を与えています。
公式サイトはこちらです。
プレミアムペットフード【ピュリナ ワン キャット】

上記どちらもおすすめですが、参考までに私の主観で違いを言いますと、違いは以下の様な感じです。

・「ナチュラルチョイス」・・・毛並みがサラサラになります。
・「ピュリナワン」・・・小粒で食べやすい、うんちが小粒でまとまりやすい。
           ウェット/ドライの組み合わせが出来る。

但し、ピュリナワンを試してみたいという方には1つだけお伝えしておかなければならない事があります。

それは種類の多いピュリナワンですので、最優先として選択したいのは穀物不使用のドライフードです。

但しこれは1歳以上になりますので、猫ちゃんと暮らし始めたときには多少高くても質の良いエサを与えて、1歳を超えた辺りからコスパも考えて与えていくのが良いのではないかと思っています。


プレミアムペットフード【ピュリナ ワン キャット】

エサ皿

エサ皿には、プラスチック製、ステンレス製、陶器製というタイプが、小売店で市販されていますが、やはりおススメと言えるのは、陶器製のエサ皿かステンレス製のエサ皿になります。
耐久性に加えて、エサ皿を舐めまわす猫ちゃんにとって、衛生面を考慮すると、プラスチック製はおススメとはなり難いからです。

例えば1匹だけではなく、多頭飼いしたいと言う方もおられるのではないでしょうか。
あるいは留守にしがちなのでエサのあげ過ぎとか、不足が心配と言う方もおられるでしょう。

そのような方へは自動給餌器をおすすめします。
これも沢山の種類があるのですが、私の娘がラグドール2匹と暮らしていて使っているのが、「カリカリマシーン」という自動給餌器ですが、基本的には時間が来ると自動で必要量の餌が出てくるので、amazonなどでお好きなものを使ってみるのが良いでしょう。

猫ちゃんの自動給餌器

給水皿

給水皿ですが、こぼれてしまう事を想定するならば、重さのある給水皿という事で、陶器製が良いと言えますが、余程の事が無い限り、猫ちゃんがそこまで激しく水を飲むという事はありません。

水自体にも重量がありますので、むしろ衛生面から判断したほうが良いでしょう。

1人暮らしの方とか、猫ちゃんに留守番をさせるようなケースでは、エサが無くなっても水だけは補給しておく必要がありますので、自動給水器や、余分に給水皿を準備しておくという考え方で選択いただくのが良いですね。

我が家のSherryちゃんが使っているのは、給水器というか、水飲み器になりますが、水の量が減った来た時に足してあげれば、あとは常に水が循環してろ過してくれるので、とても楽です。

猫ちゃんの水飲み器

猫用トイレとトイレの砂

猫ちゃんには、尿や便の前に、砂を掻くような動作をし、後には自分の排泄物へ砂をかけるという習性があります。
猫用トイレは、その習性から箱型で砂を入れられるように加工されたものが殆どです。

犬はシートだけですので、砂の有り無しと、箱型という点が、犬と猫の違いです。

ラグドールの場合、体が大きいので、トイレのサイズも大きなものが必要です

猫ちゃんにもよりますが、勢い良く砂をかけるラグドールならば、トイレの周辺に砂が飛び散ってしまいます。

トイレを発売しているメーカーによっては、砂の飛び散り防止のために、通常のトイレよりも側面を高くしたトイレも発売しています。

ドーム状になった、完全密閉型のトイレまで登場しています。

そればかりか、うんちの片付けは仕方ないとして、おしっこについては片付けなくても良い仕組みになったトイレまでが登場しています。

トイレの底面がすのこ状に加工されていて、下におしっこシートを敷くタイプになり、すのこの上に砂を入れるというトイレです。

これはシステムトイレと呼ばれるトイレですが、おしっこシート自体は、 目安として1週間に1度交換すればよいので、トイレ掃除がかなり楽です。

但し、このシステムトイレを使う場合に使用する砂は、専用品を使わなくてはなりません。
コスト面も考えて、どれが良いか選択しましょう。

トイレの砂についてですが、システムトイレを除き、沢山の種類が発売されています。
木、紙、鉱物系やシリカゲル製などです。
猫ちゃんとの相性もありますので、ご自分の環境に合ったものを使用してください。

我が家で使用しているのは、ユニ・チャームの「デオトイレ」というシステムトイレで、デオトイレ専用のシートを使用しています。
砂もデオトイレ用の砂を使用しています。

いろいろなメーカーのシステムトイレ

ブラシ・コーム

ラグドールは長毛種になりますが、それほど長い毛というわけではありません。
むしろ長さよりも毛の質と量が重要です。
滑らかで細くて、シルクの様な触り心地の毛並みで、ボリュームがあります。

どちらかと言うと、毛玉にはなり難いのですが、せっかく美しい毛並みですから、皮膚炎等の病気予防も含め、ブラシ、コームは準備されてください。

ラグドールは抜け毛の季節になりますと、どっさりと抜けます。
かなり目立つ量になりますので、特にその季節には、マメなブラッシングが必要になりますので、ブラシは必需品とお考えください。

ペットショップやホームセンターのペットコーナー等で買う事が出来ます。
ブラシの毛先に特徴のある物や、形状の加工されたもの、大きさも様々ですので、ラグドールの体を考えると、大きめのブラシを購入されるのが良いです。

猫用のブラシ各種

爪とぎ

猫ちゃんは自分で爪とぎをする習性があります。
ラグドールは屋内での飼育の前提とした猫ちゃんですから、爪とぎが無いと、皆さんの想像通りの事態になってしまいます。
つまりソファーや壁面、カーペット、木製テーブルの足・・・。
家の中には爪とぎになる場所が沢山あるのです。

猫ちゃんに悪さをさせない為にも、爪とぎ用具は買うようにしましょう。

爪とぎにも色々な種類のものがあります。
最も一般的なのは、コスト的にも安上がりなダンボール地タイプだと思います。

でも私がおススメしたいのは、ポールタイプの麻縄の爪とぎ用具です。

これは、猫ちゃんのストレス発散用にもなりますし、麻縄ですから、簡単に壊れてしまう事も無いので長寿命の爪とぎと言えます。

ポールタイプの爪とぎ各種

でも、実は我が家でも最初はポールタイプを使っていたのですが、麻縄もさすがに年数が経ってくるとボロボロになってきますので、今では段ボール地の爪とぎだけになりました。
これは段ボール地の爪とぎ自体は交換しつつケースに入れて使用しています。

要は猫ちゃんがそれを気に入るかどうかですので、Sherryちゃんは安い段ボールタイプで十分なようです。

爪切り

猫ちゃんの爪は、当然の事ながら伸びてきます。
爪の先っちょが尖っているので、これで引っ掻かれるとかなり痛いです。
個々の猫ちゃんにより差はあるかと思いますが、目安としては月に1~2回程度の爪きりが必要になるでしょう。

爪切りを自分でする方は、爪切りを買っておいてください。

ペットショップ等で使われるのはギロチンタイプが多いようですし、馴れてくるとギロチンタイプが最も早く爪きりが出来るのだそうです。

でもギロチンタイプは、猫ちゃんが突然暴れたり、失敗をしたときには、猫ちゃんの指を落としてしまう危険性もあります。

ですから初心者には、最もベーシックな、はさみタイプの爪切りをおススメします。

爪切りは自分でやる以外にも動物病院やペットショップにお願いする方法もあります。

猫ちゃんの爪きりで忘れてはならないのは、肉球の隙間からはみ出して伸びてくる毛も切ってあげる事です。

最近はフローリングの家が増えましたので、この毛が伸びてくると、猫ちゃんは家の中で歩きにくくなり、滑って転倒するような危険性もあるのです。

猫用の爪切り各種

シャンプー

まず最初にお伝えしたいのは、猫ちゃんは臭わない という事です。

そして猫ちゃんはとても綺麗好きですので、マメに体の毛づくろいをします。

だから、シャンプーについては、それほど頻繁にする必要はありません。
屋内飼いの猫ちゃんですので、年に数回という程度でも充分です。

かなりキレイ好きの方でマメにシャンプーをしたいという方であれば、自宅でするか、ペットショップ等でのトリミング任せという方もいるでしょう。

ですので、猫ちゃんのシャンプーについては、人それぞれと言わざるを得ません。

ご自分でシャンプーをされるならば、使用するシャンプーについては、獣医さんやペットショップで話を聞き、ペット専用シャンプーを購入ください。

キャリーバッグ

猫ちゃんの移動に欠かせないのがキャリーバッグです。
例えラグドールが大人しくても、日常生活において周りもある事なので、キャリーバッグは必要だとお考えください。

ラグドールを家に迎えて、最初に必要になるのは、動物病院ではないかと思います。
他のペットも待合室にはいるので、抱きかかえたままという訳にはいかないからです。

キャリーバッグも、様々な種類、デザインのものが販売されていて、特に犬用、猫用という区分けは無いようです。

猫ちゃんに合うキャリーバッグについてですが、猫ちゃんが外を見る事が出来る
窓が2ヶ所以上あるものをおススメします。

これは私の場合ですが、猫ちゃんの性格柄、出来るだけ体が密着するように小さめのキャリーバッグを、と、勧められて購入したキャリーバッグは、今や全く使われておらず、少し大きめの開放的なキャリーバッグばかり使うようになっています。

ラグドールのように、従順でフレンドリーな猫ちゃんが使うキャリーバッグは、やはり飼い主や外が良く見える、広くて開放的なものの方が良いようです。

猫のキャリーバッグ

ケージ(飼い方次第)

ケージについてですが、これはラグドールをどのように飼っていくかによって、必要か不要かに分かれるところです。

屋内飼いを前提としたラグドールを終日ケージに入れておく事は無いでしょう。
ケージが必要になる時というのは、留守番をさせたい時や、入ってはいけない部屋を作るときではないかと思います。

ですから、ケージについても、飼う方次第でご判断して頂くのが良いです。

ケージで飼う場合に注意すべき点は、猫の特性としてある程度の上下運動が必要になるので、高さのあるケージを選ぶこと。

そしてケージ内ではトイレが近い位置になるので、出来る限り常に清潔に保つため、マメな掃除をすすこと。
この2点になります。

猫じゃらし

これは必須ですね。
人間が猫ちゃんと遊ぶときには、ボールであったり、猫じゃらしの様なおもちゃを使います。
種類も豊富で値段も豊富にありますので、猫ちゃんの興味をそそる物を中心に、購入されていけばよいと思います。

キャットタワー(低めで重量に耐えられるタイプ)

ラグドールの為に用意するならば、あまり高さのあるキャットタワーはおススメしません。

ラグドールは体も大きく体重も重くなります。
ですので、まずはその体重に耐えられるタイプである必要があります。

そして、万一その体重で落ちてしまっても、怪我をしない程度の高さでキャットタワーは準備してあげるのが良いでしょう。

猫ちゃんの特性として、高いところへ登りたがるのですが、ラグドールに関しては、そのまま猫ちゃん任せで高いところへ登らせても、
下りてこれるのかまでは考えて上っていないので、注意が必要です。

また、意外に感じられるかもしれませんが、ラグドールはその図体の割りに、 ジャンプ力があり、1mくらいの高さであれば、生後1年程度の猫ちゃんでも、 簡単に登ってしまいます

だから、成長過程を見ながら、多少低めで猫ちゃんに合ったキャットタワーを用意してあげてください。

ラグドールのキャットタワーは、Amazonならば色々な種類を見る事ができますが、専門店などもあって、そういう所での購入も良いかもしれません。

なぜかというと、ラグドールは・・・重いです。

だからそれなりにしっかりしたキャットタワーを用意してあげたほうが、結果として一緒に暮らしていくと安上がりだったりします。

それ以外に準備するものとしては、しつけ用スプレーや、におい消しスプレー等、必要に応じてご購入ください。
これは最初のしつけの段階だけで良いと思います。

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